治療中に離婚へ。嘘にまみれた結婚生活③
夫はそんな中、コロナで自粛期間に入り子供が生まれる1.2ヶ月前にも大切な飲み会があるから行くというので、やってきていることと併せて本当に正気なのかと思い、満を持して「私だったらこんな状況で飲み会に行く選択はない」と思い切って伝えました。すると勿論のこと、私の言葉に対して何でこんな事を言っているのかと考えてもらえる余地はなく反撃が始まりました。訳の分からない理由をつけて私への否定へと話はすり替えられ、家族のことは大切に思っていると言ったり、飲み会はやめられないから会社辞めようかな、俺のことを分かって欲しい俺のことを分かって欲しい、と連呼されるばかりで話を聞く気にもなれずもう分かったと言わざるを得ない状況になりました。
その後、喉の痛みを我慢し続け、待ちに待った妊婦の無料歯科検診の日に喉を診てもらいました。
妊娠当初からの痛みから既に8ヶ月位経過していたと思います。
日常的に喉が痛いという発言に対して夫の反応は何もありませんでした。
歯科の先生に診てもらうとすぐに歯よりも「この喉、異常だから早く他の専門の病院で診てもらって」と言われ、その時に初めて自分の喉が普通ではない状態になっていることを認識しました。
流石にどうしよう、と焦り言われたように違う病院に行き診てもらいました。
すると出た診断は「帯状疱疹」でした。
酷いからストレスを溜めないように、体を休めるようにと言われ薬を貰いました。
しかし、もらった薬を貰っても治らない。
また1週間後病院に行き、違う薬を出してもらって飲んでも治らないということが続き、その病院ではお手上げ状態で「症状が酷くなっているからすぐ違う病院で診てもらって」と言われました。
息子が生まれる2ヶ月前の事でした。夫に伝えるが、診てもらってねと口だけでは言う矢先、その頃自身が飲み会に行く事を私に否定された事に対しての怒りが爆発しており、そんな私の状況を理解して受け止めようとするどころか、俺のことを分かってほしい分かって欲しいと言うばかりで話になりませんでした。
夫の幼稚くさい発言や態度には呆れ返っていましたが、お金に関しては私の両親が大金を出してくれていたり、日々私がお金がないことに悩んで節約する姿を目の前で見て知っていた為、いつかは家庭の為に、両親への恩を返せるように貯めておこうと考え、今私に強烈に苦しい生活を強いてきているのかもしれないという思いで過ごしていました。
何回、私は夫を信じようとしてきたことか。
いい加減、私も目を覚ましたらよかったのですが、この時は、この婚姻生活を維持する為にまだ夫を信じたい気持ちの方が大きかったのでした。
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